「角質層の保湿のしくみについて」
それでは角質層が肌内部の水分をキープしているしくみについてお話しま
す。角質層は六角形をしたシート状の角質細胞が十数枚ほど重なって出来て
います。角質細胞の中はケラチンという線維状のタンパク質と保湿性のアミ
ノ酸や有機酸による天然保湿成分(NMF)が主な成分です。そして細胞と
細胞の間には細胞間脂質と水分子が何層にも重なった状態の物質で満たされ
ています。言い換えると内部に水分を含んだシート状の角質細胞と水分蒸発
を防ぐ効果の高い細胞間脂質を主体にする成分がサンドイッチのように重
なって角質層ができているのです。こうしてできた角質層が一体となって肌
内部の水分をキープしていると考えられています。
「効果的な保湿ケア方法について」
保湿ケアを効果的に行う方法はメーカーによってそれぞれ異なりますが、肌常態に合わせて保湿成分や油分を補うことではほぼ共通していると思います。
さて、ここではアルビオンの保湿ケア方法について述べます。
アルビオンではクレンジングや洗顔により肌がクリーンになった直後に効果的に潤いを保つための保湿成分と油分を適度な水分と共に乳液で補給します。
アルビオンの乳液は肌の角質層に保湿成分と油分をバランスよく補給し角質層が適度な水分量をキープし、しなやかな状態に保つアイテムとして会社設立時代から研究され続けています。
たゆまぬ研究の成果としては肌へのなじみの良さと水々しい使用感、そしてなによりもしなやかな透明感のある肌が実感できることでしょう。
本来角質層が水分をキープするのに必要なバランスの保湿成分と油分が水中に乳化されたものと乳液というアイテムが絶妙にマッチしたものと考えています。
乳液は十分な量がスムーズに角質層になじみやすい流動性を持っています。
肌に効果的に乳液をなじませる為にコットンを使うことをお奨めしています。
まだコットンを使用したことのない方は店頭にて使い方のアドバイスを受けた後で実際に肌で乳液による保湿ケアを実感してみてください。
もう一つ大事なこととして肌の状態に合わせてスキンケアアイテムを選び保湿成分と油分をバランスよく補うことです。肌の状態とは一般にドライスキン、オイリースキンとかノーマルスキンなどの肌タイプが主なものですので、できれば店頭にて水分油分計とパーソナル肌カウンセリングを受けて最も適した乳液を選ぶことをお奨めいたします。
皆様の肌が厳しい秋冬の乾燥環境に負けず、いつまでもしなやかで透明感のある肌を保っていただけることを願っております。
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