たしろ薬局
 
フィリップBのトリートメントが日本で唯一受けられるサロン
たしろオリジナル「ガァバーコットン」について
皆様にご愛用、ご好評をいただいております「ガァバーコットン」。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが“たしろオリジナル商品”です。たしろは化粧品や医薬品の専門店です。だからこそお客様に自信を持ってお勧めでき、安心してお使いいただけるコットンをつくりたい。開発は1994年にスタートしました。
 
 
社員全員と毎日化粧品に接しているプロであるメーカーの美容部員、薬剤師へアンケートを行い、様々な意見を収集。

大手化粧品メーカーの化粧用コットンの多くは、大手コットン加工メーカー数社で作られています。その中で当社が最も信頼しているメーカーへ何度もうかがい、経営陣の方々にも「コットンへの熱い思い」を理解していただきました。
度重なる行き来で、最終的に5種類ほどのコットンサンプルが完成。
みんなでテスト…十分な時間をかけてサンプルの感想を集め、最終的には大手化粧品メーカーではコストが高すぎて市場製品化できない!という最高品質のものを選びました。

たしろのコットンは知名度がありません。ブランドの信頼も…。
であれば、最高の品質のものをつくろう。
良いものは必ずわかっていただける。
コストが高くたっていいじゃない。〜ということで決定。

きめが細かくて柔らかい。そしてコシがある。吸水性も高い。
申し分ありません!専門店ならではのものだと自負しています。ぜひ、お試しください。

当時の社員全員でつくりあげ、愛着たっぷり。
産婆さんが出産時のツールとして使ってくださったり、嬉しい話をたくさんいただいています。
更に良いもの、よりナチュラルなものをつくりたいと密かに考えています。
 
 
私は、こんなところが気に入っています!
     
● 東京 20代 企画営業 S・O様 ●

このコットンは肌触りがソフトで毛羽立たないです!
私は敏感肌なのでこういうコットンを探していました〜。ちなみに、毎朝コットン2枚に化粧水をたっぷり染み込ませ、パックをしています。コットンが大きいのでシートマスクでなくてもきちんと目元まで顔を覆えるんですよ。
クーラーで乾燥してしまった肌や、日焼け後のお肌にぜひ試してみてくださいね!!


  ● ルミネエスト店 スタッフ ●

大きいので使いやすい。使用後、顔にコットンのカスが残らない。肌の上をするする滑って、化粧水が普通のコットンよりも奥に染み込む感じが気持ちいい。このコットンがひたひたになるくらい、たっぷり化粧水をしみ込ませ、肌の上に貼ってみましょう…顔型のローションマスクよりも化粧水使用量が少なくて済むし、化粧水をつけたついでに朝晩出来るお手入れなのでオススメです。コットン1枚で、様々な使い方が出来ます。お肌がレベルUPした感じで嬉しいです。
 
化粧水をしみ込ませたコットンを剥ぎながらやや伸ばし広げ、肌に…10分置くととにかくモチモチ肌!
化粧くずれもしにくくなり、肌に透明感が出てきます。
 

乾燥が激しい季節はお肌へのダメージも心配になってきます。そこで今回はビューティサイエンティストの岡部美代治さんに「保湿ケアについて」ということで、プロのご意見をいただきました。

「保湿ケアに対する認識について」

スキンケアの基本的な目的は肌を清潔に保ち、保湿することにより美しく健康な肌状態に整えることです。だから保湿ケアはスキンケアの基本ですから、保湿に対する正確な知識と方法を身につけることが重要です。

ところが現実は意外と保湿に関して正しく認識されていないように思われることもあります。例えば化粧水で肌の外から水分だけを与えてさえいれば保湿は十分だと考えて、その後は何もつけないという場合もあるようです。そして十分に保湿ケアをしているのになぜ肌がカサカサしたり突っ張ったりするのか解からないと言う声もよく聞きます。これは正に保湿に関しての認識が問題ではないかと思います。
季節的にも気温や湿度は低く乾燥しやすい環境になりますので、今回は保湿ケアについて見直してみようと思います。

「肌の働きと保湿の関係について」

私たち陸上で生活する生物は、体の内部に約60%程度の水分を含んでいないと、生命活動がスムーズに営むことができません。
その体内の水分を逃がさないようにしているのが皮膚すなわち肌の役割なのです。

肌は表側が表皮、内側が真皮という2枚のシートが合わさった基本構造をもっています。
表皮は外からの様々な刺激から内部を守る保護膜の役割をして、真皮は皮膚の中でクッションのような働きをしているのです。
表皮も基底層、ゆうきょく層、顆粒層、角質層という構造をもっていますが、最も表面にある角質層という層が、肌内部の水分の蒸発を防ぎながら適度な水分量を持つという重要な働きをしているのです。

0.02mmという薄い角質層が16〜20%の水分を含んでいるときに、しなやかで丈夫な性質をもち、しなやかで透明感のある美しい肌の状態にあるのです。
保湿ケアするということは角質層の水分を16〜20%に保ち続ける状態に整えることと言っても良いでしょう。

==「皮膚の基本図」参考として==
 
「角質層の保湿のしくみについて」

それでは角質層が肌内部の水分をキープしているしくみについてお話しま
す。角質層は六角形をしたシート状の角質細胞が十数枚ほど重なって出来て
います。角質細胞の中はケラチンという線維状のタンパク質と保湿性のアミ
ノ酸や有機酸による天然保湿成分(NMF)が主な成分です。そして細胞と
細胞の間には細胞間脂質と水分子が何層にも重なった状態の物質で満たされ
ています。言い換えると内部に水分を含んだシート状の角質細胞と水分蒸発
を防ぐ効果の高い細胞間脂質を主体にする成分がサンドイッチのように重
なって角質層ができているのです。こうしてできた角質層が一体となって肌
内部の水分をキープしていると考えられています。


「効果的な保湿ケア方法について」

保湿ケアを効果的に行う方法はメーカーによってそれぞれ異なりますが、肌常態に合わせて保湿成分や油分を補うことではほぼ共通していると思います。

さて、ここではアルビオンの保湿ケア方法について述べます。
アルビオンではクレンジングや洗顔により肌がクリーンになった直後に効果的に潤いを保つための保湿成分と油分を適度な水分と共に乳液で補給します。
アルビオンの乳液は肌の角質層に保湿成分と油分をバランスよく補給し角質層が適度な水分量をキープし、しなやかな状態に保つアイテムとして会社設立時代から研究され続けています。
たゆまぬ研究の成果としては肌へのなじみの良さと水々しい使用感、そしてなによりもしなやかな透明感のある肌が実感できることでしょう。

本来角質層が水分をキープするのに必要なバランスの保湿成分と油分が水中に乳化されたものと乳液というアイテムが絶妙にマッチしたものと考えています。
乳液は十分な量がスムーズに角質層になじみやすい流動性を持っています。
肌に効果的に乳液をなじませる為にコットンを使うことをお奨めしています。
まだコットンを使用したことのない方は店頭にて使い方のアドバイスを受けた後で実際に肌で乳液による保湿ケアを実感してみてください。

もう一つ大事なこととして肌の状態に合わせてスキンケアアイテムを選び保湿成分と油分をバランスよく補うことです。肌の状態とは一般にドライスキン、オイリースキンとかノーマルスキンなどの肌タイプが主なものですので、できれば店頭にて水分油分計とパーソナル肌カウンセリングを受けて最も適した乳液を選ぶことをお奨めいたします。

皆様の肌が厳しい秋冬の乾燥環境に負けず、いつまでもしなやかで透明感のある肌を保っていただけることを願っております。

筆者プロフィール
岡部美代治さん

ビューティサイエンティスト
元(株)アルビオン 美容科学研究室 グループ長

化粧品の基礎から製品化を研究した後、商品開発担当を経て化粧品や成 分の美容効果について研究。
 
 
Back Namber
2006.10
ハリウッドセレブ
御用達のヘアケアブランド